前回の記事では、
チャートを使って 損切りと利確を決める考え方 を解説しました。
今回はその続きとして、
エントリー前に必ずやっておきたい
「迷わない!トレードシナリオの考え方」
を、FX初心者でもそのまま真似できる形で説明します。
※ 本記事は「必ず勝てる手法」ではありません。
※ あくまで トレードを安定させるための考え方と型 です。
1. トレードシナリオとは何か
トレードシナリオとは、
**エントリー前に決めておく「想定の流れ」**のことです。
具体的には、
- なぜここでエントリーするのか
- どこで損切りするのか
- どこで利確するのか
この3つを、
チャートを根拠に説明できる状態を指します。
難しい分析は必要ありません。
「自分なりの理由」があれば十分です。
2. なぜ初心者ほどシナリオが必要なのか
初心者が負けやすい原因は、
相場が難しいからではありません。
決めずに入っているからです。
- エントリーしてから損切りを考える
- 利益が出てから利確を迷う
- 含み損を見ると感情が揺れる
これらはすべて、
シナリオがない状態で入った結果です。
逆に言えば、
シナリオさえあれば、
- 勝っても負けても理由が残る
- トレード後に反省できる
- 同じミスを減らせる
という大きなメリットがあります。
3. 迷わないトレードシナリオを作る3ステップ
シナリオ作成は、
必ず次の順番で行います。
ステップ① エントリー理由を決める
まずは、
**「なぜここで入りたいのか」**を言語化します。
例:
- 上昇トレンド中の押し目
- 下降トレンドでの戻り売り
- サポート・レジスタンスが機能している
完璧な理由でなくて構いません。
「自分はこう考えた」でOKです。
ステップ② 損切りを決める
次に、
この考えが間違っていたと判断する場所を決めます。
例:
- 押し目の安値を割ったら
- 戻り高値を超えたら
- トレンドラインを明確に抜けたら
ここまで来たら、
「今回は違った」と割り切る場所です。
ステップ③ 利確を決める
最後に、
どこまで伸びたら終わるかを決めます。
例:
- 直近高値(安値)
- 上位足の節目
- キリのいい価格
「まだ伸びるかも」と思っても、
最初は 決めた場所で終わる ことが大切です。
4. 上昇トレンドでのシナリオ例
例として、
上昇トレンドでの押し目買いを考えます。
- エントリー理由
→ 上昇トレンド中の押し目 - 損切り
→ 押し目安値を割ったら - 利確
→ 直近高値付近
この3点が揃えば、
それで 1つのトレードシナリオ です。
勝っても負けても、
「なぜそうしたのか」を説明できます。
5. 下降トレンドでのシナリオ例
下降トレンドでも考え方は同じです。
- エントリー理由
→ 下降トレンド中の戻り - 損切り
→ 戻り高値を超えたら - 利確
→ 直近安値付近
方向が逆なだけで、
決める項目はまったく同じです。
6. シナリオ通りにいかなかった時の考え方
シナリオ通りにいかないことは、
当然あります。
その時に大切なのは、
- 無理に正解を探さない
- 感情でルールを変えない
ということです。
負けたトレードでも、
- シナリオはあったか
- 根拠はチャートにあったか
を振り返れば、
それは 価値のあるトレード になります。

まとめ|シナリオがあればトレードは振り返れる
今回の記事では、
- トレードシナリオの考え方
- 1回のトレードで決める3つのこと
を解説しました。
大切なのは、
- エントリー理由
- 損切り
- 利確
この3つを、
入る前に決めていることです。
👉 次回は、
このシナリオを
紙やメモ・簡単なテンプレートに落とす方法を紹介します。
「考えを形にする」ことで、
トレードはさらに安定します。


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