はじめに
30トレード検証を始めて、まだ途中です。
でも、すでにかなり大きな気づきがありました。
最初は
「勝てるルールを作りたい」
と思って始めた検証でした。
しかし、実際にやってみて強く感じたのは、
勝てるかどうかより、崩れないかどうかの方がずっと重要だった
ということです。
特に今回の検証で見えてきたのは、
自分の負けの原因は分析不足ではなく、感情が出る場面を放置していたことでした。
今回は途中経過として、
検証をしていて変わってきた3つのことを書きます。
今回の検証ルールについては、
前回の記事で詳しくまとめています。
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① 一番危ないのは「負けている時」ではなく「含み益が出た時」だった
検証していて一番驚いたのはここでした。
今までは、
負けている時に感情的になると思っていました。
でも実際は違いました。
自分が一番崩れやすかったのは、
含み益を見たあと、損切りになる時
だったのです。
たとえば、こんな流れです。
- エントリー後、含み益が出る
- 「これはもっと伸びる」と思う
- 利確せずに持つ
- 建値に戻る
- さらに損切りになる
- 悔しくなって次のエントリーで取り返そうとする
- 結果、さらに崩れる
この流れを何度も繰り返していました。
つまり、自分の問題は
「どこで入るか」よりも、
利益を見たあと、どう行動するか
の方にあったのです。
含み益を見た瞬間、人は冷静ではいられません。
もっと伸ばしたい。
減らしたくない。
ここで利確したらもったいない。
逆に損切りになると、今度は悔しくて取り返したくなる。
この感情の流れが、自分のトレードを何度も壊していました。
② 感情は意識では抑えられない。だからエントリー後のルールが必要だった
以前の自分は、
感情が出ても気合いで抑えようとしていました。
でも、検証してはっきり分かりました。
感情を意識で抑えるのは無理です。
なぜなら、トレード中は
- 利益が増える喜び
- 利益が減る不安
- 損失への恐怖
- 取り返したい焦り
が、次々に出てくるからです。
しかも、チャートが動いている間は
その感情を完全に消すことはできません。
だから必要だったのは、
「感情を出さないこと」ではなく、
感情が出ても壊れないように、先にルールを決めておくこと
でした。
今回の検証で、自分の中でかなり大きかったのは
エントリー後のルールを固定したことです。
たとえば、
- OCOを必ず入れる
- 一定の含み益で建値にする
- 利益が乗ったら一部利確する
- 連敗したらその日は終わりにする
こういうルールです。
これを入れて初めて、
トレード中に感情で動く余地が減りました。
以前は、エントリーしたあとに毎回考えていました。
- どこで利確するか
- まだ伸びるか
- 切るか耐えるか
- もう一回入るか
でも、それでは感情が出るのは当たり前です。
今は少しずつ、
考える量を減らすほど、感情も減る
ということが分かってきました。
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③ 裁量は無限に増える。でも裁量を増やすほど感情も増えていく
今回の検証をしていて、もう一つ強く感じたことがあります。
それは、
裁量は無限に増やせる
ということです。
トレードをしていると、本当にいくらでも思いつきます。
- ここはもう少し伸ばせるかも
- 今は戻りが弱いから早めに利確しよう
- この形なら一回多く入ってもいいかも
- 今日はボラが大きいから例外でもいいかも
- このラインは効きそうだから特別に入ろう
こういう考えは、やろうと思えばいくらでも出てきます。
でも今回気づいたのは、
裁量が増えるほど感情も増えるということでした。
裁量が多いということは、
毎回その場で判断することが増えるということです。
判断が増えれば増えるほど、
- 欲
- 不安
- 焦り
- 後悔
も一緒に増えていきます。
つまり、裁量を増やすほど
自分の中の感情が入り込む余地も増えていくのです。
以前の自分は、
「柔軟に対応しているつもり」で
実は感情に都合のいい判断を増やしていました。
その結果、ルールが崩れ、
最後は何を根拠に入ったのかも分からなくなることが多かったです。
だから今は、
途中で思いついた裁量はメモには残しても、
検証中には使わないようにしています。
今の自分に必要なのは、
新しい判断を増やすことではなく、
同じルールを繰り返して、本当に機能するかを確かめること
だからです。
実際のトレード結果でも、
この傾向はすでに出始めています。
まだ途中だけど、方向はかなり見えてきた
まだ30トレード検証は終わっていません。
でも途中の段階でも、
すでにかなり大きな変化を感じています。
特に変わってきたのは、
- トレード回数
- 含み益を見た時の反応
- チャートを見続ける時間
- 無理に入らない感覚
このあたりです。
以前は、
「チャンスを逃したくない」
という気持ちで常にチャートを見ていました。
でも今は、
入れない日は入れないでいい
と少しずつ思えるようになってきました。
これはかなり大きいです。
勝てる手法を探す前に、
まずは自分がどこで感情的になって、
どこで壊れるのかを知ること。
そして、そこに対して
ルールで先に対処しておくこと。
これが今の自分には必要だったのだと思います。
トレードルールだけでなく、
落ち着いてトレードできる環境も重要です。
まとめ
今回の途中経過で特に大きかった気づきは、この3つです。
- 一番危ないのは、含み益を見たあと損切りになる時だった
- 感情は意識では抑えられない。だからエントリー後のルールが必要だった
- 裁量を増やすほど感情も増える。だから今はルールを固定する方が大事だった
まだ検証は続きます。
でも少なくとも今は、
以前のように「勝てる形」を探し続けるよりも、
崩れない形を作ることの方がずっと大事
だと感じています。
検証が終わる頃には、
自分のトレードスタイルがもっとはっきり見えてくるはずです。

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